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STORY 01

長年ご利用いただいているお客様に、
喜久屋との関わりをお聞きしました。

「受付の“3分間”の世界観が心地いい」
10年以上通う早川書房代表が語る、喜久屋一番町店という“サードプレイス”

一番町店

本日はよろしくお願いいたします。今回は喜久屋のお客様の中でも、ひときわ長いお付き合いをさせていただいている早川書房代表の早川様(46歳)にお話を伺います。事前のデータでは「年間300回〜400回ご利用の猛者もいる」と伺いましたが……?

早川さん(以下、早川): よろしくお願いします。いやいや、流石に私はそこまでじゃないですよ。週に1回、土日のどちらかに必ず出しに行っているので「年間52回」ですね。でも、気がつけばもう10年以上お世話になっています。

年間52回でも、間違いなく「超」がつくヘビーユーザー様です。毎週末、どのようなものをお預けいただいているのでしょうか。

早川: 基本的には、私自身の1週間分のワイシャツ5枚とスーツ上下1着。これが土日のルーティンです。あとは、妻の服、娘と息子の制服も一緒にお願いすることもありますね。

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広さとゆとりが育む、一番町店の心地よさ

早川さんは現在「一番町店」をご利用いただいていますが、以前は別の店舗だったとお聞きしました。

早川: ええ。元々は配達を利用していて、その後は別の駅前にある店舗を使っていました。でも、駅前のお店ってすごく人気で、2〜3人並んでいるだけで20分くらい平気で待つんですよ。夏は暑いし、冬は寒いし、外で待つのは正直かなり過酷で……。 それで、家からは少し離れるんですが、中が広くて待合スペースにゆとりのある「一番町店」に変えたんです。結果的にこれが大正解で、待ち時間のストレスが全くなくなりました。それに、単なる作業として服を預けるだけでなく、日々の忙しさから少し離れて、ホッとひと息つける時間になっているんです。まさに、家でも職場でもない“サードプレイス”ですね。

店舗を変えられたことで、快適さが大きく変わったのですね。

早川: それだけじゃないんです。一番町店はお客さんがすごく感じが良いんです。並んでいる時って「早くしてくれないかな」ってちょっとギスギスしがちじゃないですか。それが全くないんです。実は以前、店舗で知り合いの社長とばったりお会いしたことがあって。「どうもー!」と挨拶してくれて。クリーニング店なのに、なんだか「常連が集まるバーみたいな空間」だなって思ったんですよね。

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絶妙な距離感が生む「3分間の世界観づくり」

クリーニング店でバーのような交流があるとは驚きです! スタッフの接客についてはいかがでしょうか?

早川: お店に入ってから品物を預けて、お店を出るまでって、時間にしてわずか3分くらいじゃないですか。でも、喜久屋さんは「その3分間の世界観づくり」が本当に上手なんですよ。

「3分間の世界観づくり」……素敵な表現ですね。具体的にはどのようなところでしょうか?

早川: 例えば、Mさんというスタッフの方がいらっしゃるんですが、彼女は距離感がとにかく絶妙なんです。無言で事務的なのは寂しいけれど、踏み込みすぎるのも違う気がします。そこのさじ加減が見事で、私が何も言わなくても「いつものですね」と分かってくれている。そんな阿吽の呼吸で進む心地よさがあります。それに、検品がすごく丁寧。自分でも気づかなかったボタンのほつれなんかをサッと見つけて、「もう、こんなになるまで着て!」なんてちょっと小言を言われながら(笑)、裏できっちり直しておいてくれる。そういう細やかな気配りやコミュニケーションに、すごく温かみを感じるんです。やり取りひとつひとつは小さくても、その丁寧さが積み重なって、あの「3分間の世界観」ができているんだと思います。効率だけを求めたら生まれない時間ですよね。

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「服装は相手への敬意」— 青のスーツに込めた想い

出版や映像業界というと、少しカジュアルな服装のイメージがありますが、早川さんはなぜそこまでスーツを美しく着ることにこだわるのでしょうか。

早川: おっしゃる通り、周りの業界関係者はラフな格好の人が多いです。でも、うちは出版業界の中でも少し珍しく、服装にはうるさい文化なんですよ。 私自身、コーポレートカラーに合わせて、スーツもワイシャツもポケットスクエアも、青で統一することにこだわっています。

そのこだわりの背景が何か、教えてください。

早川: 「服装は相手への敬意」だと思うからです。私たちは様々なビジネスパートナーとお会いします。その時に、ヨレヨレの服装では相手に失礼ですよね。だからこそ、ズボンの「センタープレス(折り目)」がピシッと入っているかどうかが私にとっては大事。これがないと、気持ちまでたるんでしまうんです。

早川さんのビジネスへの真摯な姿勢を、私たちが少しでもサポートできているなら本望です。

早川: 本当に支えられていますよ。パリッと仕上がったシャツとスーツに袖を通すと、「よし、やるぞ」と仕事のスイッチが入ります。一番町店での週末の3分間は、私にとって1週間をリセットし、次の1週間へ向かうための大切なルーティン。これからも、家族ともども末永くよろしくお願いします。

こちらこそ、素晴らしいお話をありがとうございました!

早川 淳 様

株式会社早川書房
代表取締役社長

1945年8月創業。海外の文芸書、戯曲をはじめ、ミステリ、SF、ノンフィクションなどを日本へ、日本の卓越した作品を海外へ紹介し続けている。